さよなら! ちん電! 
 1928年開業、鮎川〜常北太田間18.1kmを結んで、通勤、通学の足として親しまれた日立電鉄線が、今年3月末で廃線になりました。
その1ヶ月前、当会の仲間が「ちん電」の写真を撮って記念にしようと思い立ち、有志6名が鮎川駅から常北太田駅までの14駅と、線路脇の撮影スポットにかけつけました。

 日中は、1時間に1本しか通過しないため、電車を撮るには仲間で手分けする必要がありました。それでも電車が動いているので、背景の中に電車が納まるのは一瞬のことで一発勝負という感じでした。廃線の3月4日には日立地方は雪が降りました。積雪も珍しいので、雪の中の電車を撮りに出かけました。雪で足場が悪いのに注意を払いながら、シャッタータイミングを待ちました。

 デジカメで撮った写真の中から60枚を選び、A4サイズに引き伸ばしました。ちん電に乗る機会のほとんどない仲間達が撮った電車の写真が、意外なほど人気があって驚きでした。日頃、関心がなくとも、いざ無くなることへの郷愁からかと思いました。 この度ホ−ムペ−ジに掲載しましたのでどうぞご覧下さい。
                                       NPO法人:コミュニティNETひたち


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