第155回 C-NET ひたち 俳句会を開催

平成30年 3月の句会

  • 日 時 :3月14日(水)14:00~15:40 句会
  • 場 所 : NPO法人コミュニティNETひたち多賀事務所

鈴木信行先生のご講話

  俳句的生活(中公新書)長谷川櫂著の紹介があった。
俳句は人生を変える
 日々の暮らしから、生き方、死に方までわずか十七音、世界で最も小さな詩から汲みとれる壮大な知恵とは。
俳句は十七音からなる、地球上でもっとも短い定型詩である。そのうち何字かは季語を含むのだから、作者が独創を発揮する余地はさらに少ないように見える。だが、それだからこそ、ひとつひとつの言葉は磨かれ、詠む人の感覚や記憶が凝縮されるのだ。
・・・実感あふれる俳句作りを・・・
 中七がポイント、もちろん上五、下五でも勝負できる。
 
実作の例の紹介
 第70回実朝忌俳句大会 平成30年3月4日(日)鎌倉鶴岡八幡宮直会殿
 ・ やぐらみな武士の世のまま梅真白 鈴木信行
 第69回 平成29年3月5日(日)特別賞(神奈川県教育長賞)
 ・ 五山みな空一枚の冬日かな 鈴木信行
 日高俳句会2月例会
 ・ きさらぎの海ひとり占めフェリーゆく 鈴木信行

第155回C-Netひたち俳句会結果

鈴木信行先生選句

特選 俳壇の切り抜き増へし春炬燵 芳 洲
よくもまあ百段雛の街おこし 典 男
つつまれし焼芋英字新聞紙 光 夫
吊し雛思ひ出いまも伊豆の旅 源 一
梅東風や指の太さの句碑の文字 キミ子
傾きし擁壁いまも三・一一
桜餅母の瞳に迷ひけり 仁 志
冬夕焼け筑波も加波も神の色
手続きの立て看板や納税期 興 洋

文責 大島 興洋

【 俳句会リーダー   櫻井 キミ子 】
俳句会活動状況へ もどる
本件のお問合せは下記
TEL&FAX
: 0294-33-0015
Eメール
: master@cnet-hitachi.com
住    所
: 〒316-0003 日立市多賀町1-12-10(事務局)