新型コロナウイルスの感染防止のため、今回もメ-ル、郵便、電話で投句、選句をし、参加できる人はリモート会議システムZOOMにより、テレワークで句会を開催した。
この度当「NPO法人:コミュニティNETひたち」の会員の鈴木禮子さんが「俳句の会」に入会され早速句会に参加されました。
新会員が加わり、いつもより活気のある句会となりました。
今年最後の句会なので、句会の後、忘年会もかねて参加者で懇談をしました。
◆ 互選 合評 ◆ 選句の結果の高得点順に掲載
| 時雨るるや墓に布団を着せたき夜 | 芳 洲 |
| 幼な児の声の弾ける冬至風呂 | 禮 子 |
| 一寸の光陰重し老の冬 | 光 夫 |
| (以下の4句は同点句) | |
| 小春日の小径散歩や老二人 | 興 洋 |
| 話したき葉を選り分けて落葉焚き | 仁 志 |
| 年の瀬や庭の草取り老い二人 | 正 |
| 宇宙より冬の砂漠へ未知の夢 | 典 男 |
| <コロナ禍の世を詠む> | |
| コロナ禍の退散願ふ除夜の鐘 ・コロナ退散は万民の願い、来年こそは平安な日々を! |
典 男 |
| コロナ禍と無縁の八十路冬日和 ・高齢者はコロナに罹らないようにするのも社会貢献 |
芳 洲 |
文責 内田 芳勲