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第45回 C-Netひたち 俳句会を開催
第46回 C-Netひたち俳句会

 1月31日「第25回全国氷瀑俳句大会」に行ってきました。風雨の激しい日でした。皆張り切って、
「こんな日でも行くんですか?」と言う人は居ませんでした。瀧はものすごい状況で、黄河の様な濁流が
怒涛のように迫ってきます。柵に近づけば飛沫で直ぐ濡れてしまいます。この様な暴れ瀧を見るのは
初めてです。「おーっおーっ・・・」と言う喚声も消されてしまいます。来て良かった!!これは皆の思いでした。

 今瀬 剛一特選
       事前投句
怒涛の「袋田の滝
   舞ひ上がる落葉エレベーターの高さ  上田 亜矢
   子守唄母を寝かせて冬銀河       荻野 みゆき
   四段の終ひは速し冬の瀧         谷村 安子
       当日句
   男らへぐいと胸張り冬の瀧        福井 隆子
   滝音に雨音加へ春隣           恒川 絢子
   穢れざる巌大きく瀧凍る          長沼 誠二

2月の句会
・ 日時:2月18日(水)13:00~16:30  
・ 場所:NPO法人 コミュニティNETひたち多賀事務所
  
小野先生のお話

 今月の講話は2月8日に放送された「NHK全国俳句大会」で各選者が特選に選んだ入選句を紹介されました。最後にこれらの句をよく勉強するようにとのお話がありました。
 自由題 
   選者 有馬 朗人  特選   もくもくと白夜を俘虜は行くばかり
   選者 長谷川 櫂  特選   夜といふ宇宙にからすうりの花
   選者 正木 ゆう子 特選   満月やいづれ私も古代人
   選者 金子 兜太  特選   余所者と見ればうちの子サングラス
   選者 稲畑 汀子  特選   もう少し鼻高くなれ天花粉
   選者 高野 ムツオ 特選   もう少し鼻高くなれ天花粉
   選者 宮坂 静生  特選   子規の忌の近づく空の深さかな

 第46回C-Netひたち俳句会結果

小野さとし先生選 
特選

なし  

山古志の雪に歓声都会の子     
下萌やもう一息の逆上がり 芳洲
梅林やぽこぽこ乾く土竜穴 キミ子
滝川に日の射し柳鮠跳ねる 斐紗子
小名浜の見えて初春鵜の岬 要四郎
パトロール犬の遠吠え寒の月 典男
星冴ゆる尖れる風を顔にうく 光夫
朝日射す蠟梅香る散歩道 興洋
寒夕焼け筑波嶺横切る飛行雲
                                  俳句会リーダー 桜井キミ子記

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