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第52回 C-Netひたち 俳句会を開催
第52回 C-Netひたち俳句会
 8月7日(金)C-Netひたちの交流会が、「かみすわ山荘」で行われました。
 例年の事務所での開催を変えてのバーべキュー会は、約30名の参加者があり大変盛会でした。幹事のみなさんには周到な準備をして頂き、大変お世話になりました。
 また出席されたみなさんがひとり一役で、山海の豊富な食材の調理に参加され見事なご馳走が出来上がりました。食べ、飲み、語らいつつ楽しく懇談することができました。
みなさん、ありがとうございました。

   清流に冷やし西瓜や交流祭


8月の句会
 ・ 日時:8月1日(水)14:00~16:00  
 ・ 場所:NPO法人 コミュニティNETひたち多賀事務所
  
小野先生の講話
 今月の講話は「俳句の良し悪し見分ける」のお話でした。
下記の四句が紹介されました。どれが良い句と思われますか?

例句
  1.草草の風にまぎれて萩の花
  2.木の実降る寂しきときは音立てて
  3..遠山と肩を並べて葡萄棚
  4..前山の日のたぶたぶと稲実る
 以上皆さんの選句と鑑賞を話し合い、先生の解説がありました。

正解  良い句は、2.と4.
  1.中七が作意的
  2.物に託す。心象を木の実に託して表現している。
  3.中七が説明になっている。
  4.前山の日のたぶたぶ、稲実るの取り合わせが良い。
 俳句の良し悪し見分けるには、
  ・ 俳句は物に語らせる。・説明してはいけない。
  ・ 主観を入れ過ぎると共感を得られにくい。
  ・ 主観、主情を離れて詠む。

第52回C-Netひたち俳句会結果

 小野さとし先生選

特選 指の傷舐めてよしよし鬼やんま キミ子  
大花火黒子花火師ぱっと浮き 斐紗子  
盆の午後小学校には兎のみ    
いろいろと葉月十五の碧き空 典 男  
夕焼けて原爆ドームくっきりと  興 洋  
鬼の顔したる毛虫やみな元気  要四郎  
蜩(ヒグラシ)や開墾の跡たどり行く 芳 洲  
雨の中雨情の生家かたつむり 光 夫  
山険し息回復の滝の風  淳  
  
                                  俳句会リーダー 桜井キミ子記

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