9月26日(水)例会を行いました。今回は風景写真家 米 美智子著 『情景探し』という本を参考にデジタル一眼レフカメラによる撮影時の注意点などを説明させてもらいました。ポイントは次の通りです。
1)撮影モードのセットは絞り優先として、被写界深度を調節する。
2)ISO感度は必要なシャッター速度を確保できる限り、あまり上げない。
3)測光モードは多分割が無難
4)ピントは年齢も考慮してオートフォーカスを活用する
5)ピントはあわせるというイメージではなく「入れる」というイメージで背面モニターも活用して、写真のポイントにしっかり合わせる。
6)露出は、撮影後にソフトで修正するという考えではなく、現場で適正露出を得るという 考えで、最低でも3段階の段階露出をして、結果を背面モニターによりヒストグラムも使って確認しておく。
7)PLフィルターを活用して乱反射を取り除き、色などの質感を出す。
8)空も入れた風景のとき、空の露出がとぶ(明るくなってしまう)のに対処するためにハーフNDフィルターを活用する。
などです。これから紅葉などきれいな季節になります。デジタル写真同好会のメンバー以外の方も外に出て、撮影を楽しんでいい思い出を残しましょう。
下の2枚の写真の説明
写真は9月5日の布引高原(猪苗代湖の西)にて、ひまわりと風力発電の風車群。夏の終わりのさわやかな風が吹いていました。
・撮影データ (1)レンズ18-135mm(24mm) F16 ISO400
(2)レンズ10-17mm(11mm)魚眼 F11 ISO400
(小林 明光 記) |